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「腸溶性」ラクトフェリンとはどんなものを指すのでしょうか?また、通常のラクトフェリンとの違いはどこにあるのでしょうか?今回は「腸溶性」ラクトフェリンについて解説します。
「腸溶性」ラクトフェリンとは
「腸溶性」というのは、読んで字のごとく、「腸で溶ける性質を持つ」という意味になります。
「腸溶性」ラクトフェリンとは「腸で溶ける性質を持つ」ラクトフェリンのことです。
通常のラクトフェリンとは違って、「腸で溶ける性質を持つ」ラクトフェリンが開発されたのです。
では、なぜ「腸で溶ける性質を持つ」必要があったのでしょうか?
ラクトフェリンは通常は「胃」と「腸」で溶けるもの
一般的なラクトフェリンを摂取すると、「胃」を通って「腸」に行くので、基本的に胃酸で溶けて、残ったものが腸で溶けることになります。
しかし、ライオンの研究で「胃」で溶けるよりも、「腸」で溶けた方が内臓脂肪減少効果が高いことがわかったのです。
内臓脂肪というのは腸管の周りに存在する「脂肪細胞」の中に蓄積されます。
ライオンの研究では、ラクトフェリン摂取による「脂肪細胞」の脂肪蓄積量を測定したのです。
ラクトフェリンの脂肪蓄積抑制効果
ラクトフェリンの胃分解物および小腸分解物の脂肪抑制効果
結果を見ると明らかで
「胃」の環境を再現したラクトフェリンの脂肪蓄積量 > 「腸」の環境を再現したラクトフェリンの脂肪蓄積量
となっており、「腸」の環境を再現したラクトフェリンの脂肪蓄積量は半分以下になっているのです。
このことから、あくまでも内臓脂肪を減少させるという効果に焦点を当てた場合「胃で溶けずに腸で溶けた方が効果が高い」と判断して、「腸溶性」ラクトフェリンの開発をすることになったのです。
この研究結果は、2008年第29回日本肥満学会、第13回日本フードファクター学会で発表されています。
どうやって「腸溶性」ラクトフェリンを作ったの?
ラクトフェリンを「胃酸」や「消化酵素」で溶けないようにコーティングしたラクトフェリンサプリメントを開発したのです。
「胃酸」や「消化酵素」で溶けないコーティングによって、「腸溶性」ラクトフェリンを実現しています。
ライオンでは、この独自のコーティング技術を特許出願しています。
※ライオン以外のメーカーでも「腸溶性」ラクトフェリンと謳っているラクトフェリンサプリメントがあります。これらは同じような仕組みのコーティングではありますが、ライオンのコーティング技術とは違うものが採用されていると考えられます。
腸内環境の改善も「腸溶性」が効果的という研究結果も
内臓脂肪と同様にライオンでは、腸内のビフィズス菌の増殖に関する効果を「胃液酵素分解物」と「腸液酵素分解物」でラクトフェリンを比較しています。
ラクトフェリンの胃分解物および小腸分解物のビフィズス菌増殖促進作用
「胃」の環境を再現したラクトフェリンのビフィズス菌数 < 「腸」の環境を再現したラクトフェリンのビフィズス菌数
という結果になっています。
腸内環境の改善を助けるビフィズス菌の増殖促進という点においても、「腸溶性」ラクトフェリンの方が良い結果が出ているのです。
まとめ
「腸溶性」ラクトフェリンは、胃で溶けずに腸で溶けるように特殊コーティングされたラクトフェリンサプリメントのことです。
ラクトフェリンは腸で溶ける方が
- 内臓脂肪の減少
- ビフィズス菌増殖
という点で効果が高いという研究結果が発表されています。
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