ghost128_128ラクトフェリンの効果効能のひとつに「放射線防護効果・放射線被ばく障害対策」というものがあります。ラクトフェリンで「放射線防護効果・放射線被ばく障害対策」が期待できる理由について解説します。

1.放射線被ばくとは

東日本大震災での原発事故によって日本人も他人ごとにできないものが「放射線被ばく傷害」です。

生物が放射線の被ばくによって発生する身体低障害のことを言います。

放射線は、その電離・励起(れいき)能力によって自体の細胞自体や細胞内のDNAを損傷させるてしまいます。

DNAの損傷が軽微であれば、修復されることで問題ないのですが、被ばく量が大きくなり、DNAの損傷が大きくなると、細胞死やDNAが損傷したままの細胞が残ってしまうことになります。この状態が蓄積・拡大した場合に、細胞の活動が異常化し、がんや白血病を引き起こしてしまうのです。

これが「放射線被ばく障害」「放射線障害」です。

2.ラクトフェリンと放射線防護効果の仕組み

まだ、明確に解明されていません。あくまでもラットを使った実験結果で優位な結果がでているということになります。

推論としては、マウスにラクトフェリンを投与すると照射後の数日は腸内細菌の増殖が抑制されるという実験結果があります。つまり、放射線照射後は細胞が損傷しているため、免疫機能が落ちるのですが、この期間中の細菌増殖をラクトフェリンが防いでくれているため、ラットの生存率が上がったと考えられているのです。一方で、30日経過すると善玉菌が非投与群よりも多くなっており、このことも生存率が高い理由となっていると考えられています。

3.ラクトフェリンと放射線防護効果の研究結果

経口投与による実験

0.1%のラクトフェリンを含む飼料を用いてラクトフェリン投与群と非投与群のラットの6.8GyのX線を1回全身照射後の30日間の生存率を比較しています。

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腹腔内投与による実験

0.3mlの腹腔内投与によるラクトフェリン投与群と非投与群のラットの6.8GyのX線を1回全身照射後の30日間の生存率を比較しています。

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マウスの腸内細菌数の変化

照射後のマウスの腸内細菌数の変化を比較しています。

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出典:国立研究開発 法人放射線医学総合研究所「牛乳などに含まれるラクトフェリンに放射線防護効果を確認. 被ばく障害の安価な予防薬、治療薬として有望」

考察

経口投与による実験 → ラクトフェリン投与群の生存率が大幅に上昇
腹腔内投与による実験 → ラクトフェリン投与群の生存率が大幅に上昇
10日経過後はラクトフェリン投与群の腸内細菌数は優位に少ない
30日経過後はラクトフェリン投与群の腸内細菌数は優位に多い(善玉菌が増殖)

この研究でわかることは、ラクトフェリンの摂取によって放射線被ばく後の生存率が動物実験ではおおあ幅に効果があったということです。

これがそのまま人間も同じというわけにはいきませんが、放射線被ばく後の免疫機能が弱っているときに細菌を減らし、善玉菌を増殖させるという作用が生存率に影響を与えているというのは、間違っていないような気もします。

まとめ

東日本大震災の原爆事故では、東京都内ですら放射線量の高い地域があったことも踏まえても、いつの間にか被ばくをしている可能性というのは日本人でも捨てきれません。

ラクトフェリンは子供も安全に摂取できる成分ですので、念のためにラクトフェリンを摂取するというのもひとつの放射線対策と言えるのではないでしょうか。