mouse2128_128ラクトフェリンの効果効能のひとつに「口臭予防」というものがあります。ラクトフェリンで「口臭予防」が期待できる理由について解説します。

1.ラクトフェリンの口臭予防効果

ラクトフェリンには、そもそも生体防御機能ともに抗菌効果が期待されています。赤ちゃんの体内に侵入してきた菌に対する防御機能を備えていると言っても過言ではありません。

口臭の原因物質は細菌によって発生される「硫化水素」や「メチルメルカプタン」なので、これらの発生原因となる細菌自体を減らす効果が期待されているのです。

2.口臭発生の仕組み

口臭の原因物質は、舌の表面に付着した食物の残りかすなどのたんぱく質の分解産物である「システイン」や「メチオニン」が口腔内細菌の酵素の力によって、さらに分解され、産生されます。

口臭の原因物質は「硫化水素」や「メチルメルカプタン」などのイオウ化合物になります。

ラクトフェリンの抗菌作用がこの口臭の原因物質「硫化水素」や「メチルメルカプタン」を減らすことができるのです。

3.ラクトフェリンの口臭予防の実験結果

抗菌効果

「ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ含有粉末組成物」を歯周病菌に対して8mg/mlと唾液成分であるチオシアン酸を37℃で 10~30 分間作用させた後、この混合液中の生菌数を測定しています。

歯周病菌に対する抗菌作用

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参照:口腔衛生素材オーラバリア(ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ)の研究開発 2014年 森永乳業

作用が30分で検出限界ラインまで生菌数が減少

口臭抑制効果

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口臭のある 4 名を対象として、80 mg/錠「ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ含有粉末組成物」2錠を1時間おきに口腔内で溶解させ、口臭レベルを口臭測定器で測定しています。

口臭抑制効果

参照:口腔衛生素材オーラバリア(ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ)の研究開発 2014年 森永乳業

摂取直後と2時間後に悪臭と感じるラインを平均値が下回る

口臭産生に関わる酵素に対する阻害作用

「ラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ含有粉末組成物」作用後の混合液から口臭産生に関わる酵素(β-炭素-硫黄リアーゼとメチオニンγ-リアーゼ)の活性を調査しています。

口臭産生に関わる酵素に対する阻害作用

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10分後にはどちらの酵素も20%以下の活性に

まとめ

ラクトフェリン(今回の実験はラクトフェリン+ラクトパーオキシダーゼ)は

  1. 口臭を発生させる元となる細菌の抗菌作用
  2. 口臭産生に関わる酵素に対する阻害作用

が期待できることがこの実験からわかります。

実際に口臭抑制の実験からも「摂取直後と2時間後に悪臭と感じるラインを平均値が下回る」結果がでています。

口の中の細菌が口臭を発生させる原因なので、ラクトフェリンの抗菌作用は口臭予防に効果があるということになるのです。

ただし、口臭予防には実験にある「オーラバリア」などの口臭予防専門のラクトフェリンサプリメントを摂取する必要があります。通常のラクトフェリンサプリメントは腸で溶ける腸溶性のサプリメントなので、口で溶ける設計になっていないからです。同じラクトフェリンサプリメントですが用途が違うことに注意が必要です。

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