tooth128_128ラクトフェリンの効果効能のひとつに「歯周病予防」というものがあります。ラクトフェリンで「歯周病予防」効果が期待できる理由について解説します。

1.歯周病の進行と全身への影響

歯周病というのは、歯周病菌(歯周病バイオフィルム)によって発生します。この歯周病菌(歯周病バイオフィルム)は殺菌剤IPMP(イソプロピルメチルフェノール)で殺菌することが可能です。

しかし、これだけでは歯周病の進行が止められません。なぜなら、歯周病菌(歯周病バイオフィルム)由来の毒素「LPS(リポポリサッカライド)」というのが歯周病菌の殺菌後も口の中に残ってしまうからです。

しかも、歯周病菌はオーラルケアへのマイナス面だけではなく

  • 心疾患
  • 呼吸器疾患
  • 骨粗しょう症
  • 糖尿病
  • 肥満
    ・・・

と様々な全身疾患への影響が懸念されているのです。

2.ラクトフェリンに歯周病予防効果が見込める理由

ラクトフェリンは歯周病菌の殺菌後も残ってしまう毒素「LPS(リポポリサッカライド)」を不活性化させることが研究であきらかになっているのです。

実際に、ライオンというオーラルケアで有名な会社が、内臓脂肪を減らすラクトフェリンを販売するきっかけとなったのも、ラクトフェリンには生活習慣病へも悪影響を与える毒素「LPS(リポポリサッカライド)」を不活性化する作用があるということがわかったからなのです。

また、ラクトフェリンには歯肉の炎症悪化物質「TNF-α」の産出を抑える効果も確認されています。

3.ラクトフェリンの歯周病予防効果の研究結果

ラクトフェリンの歯周病予防効果の研究結果は複数報告されています。

ライオンのラクトフェリン研究結果

LPSと結合し無毒化

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歯肉の炎症悪化物質「TNF-α」の産出を抑える

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ラクトフェリン配合ガムの歯肉炎指数(GI)値の低減効果

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ラクトフェリン配合ガムの歯垢指数(PI)値の低減効果

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参照:第49回日本歯周病学会

結果

  • ラクトフェリン配合ガムの使用で使用2ヶ月で歯肉炎指数は無配合ガムと比較して70%に抑えられた

ラクトフェリンは歯周病の予防に効果があることが実際に証明された研究結果と言えます。

まとめ

ラクトフェリンには、歯周病菌の殺菌後も残ってしまう毒素「LPS(リポポリサッカライド)」を不活性化させる作用があります。

その作用で、歯周病、歯肉炎、歯垢への有効性が臨床試験によって示されていますが、この作用が内臓脂肪の低減や腸内環境の改善などさまざまな全身の健康に影響を与えているのです。

歯周病は生活習慣病へのリスクにもつながってしまうため、全身の健康リスクの低減のためにもラクトフェリンがおすすめなのです。