ghost128_128クトフェリンの効果効能のひとつに「食中毒抑制効果」というものがあります。ラクトフェリンで「食中毒抑制効果」が期待できる理由について解説します。

1.食中毒とは

食中毒というのはO157などが有名ですが、人の腸管細胞に付着して増殖することで、通常の細胞の働きを阻害し、下痢、腹痛、嘔吐などの症状を引き起こすのです。

食品内で細菌が産生した毒素を摂取することで起こる食中毒「毒素型食中毒」と、ウィルスなどの細菌に感染した食品を摂取することで体内で細菌が増殖し、毒素を発生させてしまい食中毒が発生する「感染型食中毒」があります。

「毒素型食中毒」の代表的な菌

黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌

「感染型食中毒」の代表的な菌

サルモネラ・腸炎ビブリオ・病原性大腸菌・ノロウィルス

2.ラクトフェリンと食中毒抑制の仕組み

ラクトフェリンには

体を守る働きをするIgA(免疫グロブリンA)という免疫物質を増やす

働きがあります。

  1. IgA(免疫グロブリンA)は体内の食中毒菌とくっつくことで、人の腸管細胞に付着させないという作用があるのです。
  2. ラクトフェリンそのものも食中毒菌の付着たんぱく質を分解することで、人の腸管細胞に付着させないという作用があります。
  3. ラクトフェリンには抗菌作用もあり、食中毒菌の増殖を抑える効果がるのです。

この3つの働きがあるからこそ、食中毒を抑制する働きが期待でいるのです。

3.ラクトフェリンと大腸菌抑制の研究結果

新生児を対象に行ったラクトフェリン摂取試験

100mg/100mlラクトフェリン添加調製乳で哺育した新生児をラクトフェリン添加前と比較した試験結果です。

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摂取前と比較して添加2週目でIgA(免疫グロブリンA)の量 2.14倍
摂取前と比較して添加2週目で大腸菌の量 71%

考察

免疫物質であるIgA(免疫グロブリンA)が2週間で約2倍になり、一方で大腸菌の割合が71%まで低下しているのです。

このことから新生児においても、免疫物質が増加し食中毒菌が減少する作用が確認されているのです。

まとめ

ラクトフェリンには

  1. 免疫物質であるIgAを増加させる作用
  2. 食中毒菌の付着たんぱく質を分解する作用
  3. 抗菌作用で食中毒菌の増殖を抑制する作用

があり、その結果、食中毒の抑制にも効果が期待されているのです。

ノロウィルスやO157などの食中毒に対する予防、対策としても期待できる成分となっています。

また、新生児への試験でわかるとおりに、ラクトフェリンはもともと母乳に含まれる成分なので、子供に与えても副作用のリスクがない成分ですので、安心して与えることができるサプリメントと言えます。