doctor3128_128ラクトフェリンはヨーグルトなどと一緒に摂取するラクトフェリンヨーグルトも人気が高いのですが、ヨーグルトと言えば、乳酸菌やビフィズス菌という成分がイメージされます。では、ラクトフェリンと乳酸菌やビフィズス菌との違いはどこになるのでしょうか?今回は、ラクトフェリンと乳酸菌・ビフィズス菌の違い
について解説します。

ラクトフェリン、乳酸菌・ビフィズス菌の解説

ラクトフェリンとは

母乳や哺乳類の動物の乳などに含まれている、鉄と結合する性質を持つたんぱく質のこと。

乳酸菌とは

ヨーグルト、チーズ、乳酸飲料、ぬか漬け、キムチなどの発酵を促すのに必要な「乳酸菌」は、ヒトにとって有用な働きをする細菌のこと。乳酸菌は生育に必要なエネルギーを得るためにブドウ糖や乳糖など糖類(炭水化物)を分解して乳酸を作り出す細菌のことを言います。

ビフィズス菌とは

ヒトの腸内に最も多くすんでいる有用な細菌のこと。ヒトの腸内では1~10兆のビフィズス菌がすんでいて、その数は乳酸菌の100倍~1000倍もの数になるのです。、ビフィズス菌は乳酸以外にも酢酸を作り出し、善玉菌として働きます。

ラクトフェリンと乳酸菌・ビフィズス菌の違いは、「たんぱく質」と「細菌」の違い

  • ラクトフェリン = たんぱく質
  • 乳酸菌・ビフィズス菌 = 細菌

という明確な違いがあります。

たんぱく質とは

筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など人の体のいろいろな部分を作るのに欠かせない栄養素のことで、主としてアミノ酸からできています。

ですから、ラクトフェリンは大量に摂取しても、副作用などのリスクが少ない成分と言えるのです。そもそも、母乳や唾液、涙、血液中にも存在する成分なので、安全性の高い成分と言えます。

一方、乳酸菌・ビフィズス菌というのは細菌です。細菌というとネガティブなイメージがあるかもしれませんがどちらも「体に良い影響を及ぼす善玉菌」です。腸内の「悪玉菌」に対抗する効果があり、乳酸菌・ビフィズス菌を摂取すると整腸作用などの効果が期待できるのです。

乳酸菌・ビフィズス菌は細菌なので増殖しますが、ラクトフェリンはたんぱく質ですので増殖することはありません。

ラクトフェリンと乳酸菌・ビフィズス菌は、一緒に摂ることに意味はあるの?

ラクトフェリンには、「たんぱく質」と「細菌」という根本的な違いがあるため。乳酸菌・ビフィズス菌と一緒に摂ることで効果がアップするとか、逆に効果が阻害されるということはありません。

ラクトフェリンにはビフィズス菌自体の数を増やす効果が確認されているので、間接的にビフィズス菌の働きを向上する効果が期待されます。

ただし、乳酸菌・ビフィズス菌と一緒にラクトフェリンを摂取しても、ラクトフェリン自体の効果を高める作用は確認されていません。

なぜ、ラクトフェリンヨーグルトという商品ができたのか?

ヨーグルトは毎朝摂取するような食品であるため、無味無臭のラクトフェリンを摂取するのに適した食品だからです。

ラクトフェリンはさまざまな研究で効果が認められている成分ですが、効果が出るまでには継続摂取で2週間~1ヶ月は必要なものが多いのです。そのため、継続摂取を促すためにも、毎朝摂取しやすいヨーグルトという食品がマッチしていたと考えられます。

乳酸菌・ビフィズス菌と一緒に摂ることが重要なのではなく、毎日継続摂取することが重要なのです。

まとめ

ラクトフェリンと乳酸菌・ビフィズス菌の違いは、「たんぱく質」と「細菌」の違い

です。

同時に摂取することで、ビフィズス菌が増殖するため、健康効果がプラスに働きます。しかし、ラクトフェリン自体の働きがアップすることはありません。一方、細菌とたんぱく質という大きく違うものですので、お互いの効果を損ねる可能性はほとんどありません。

ラクトフェリンの効果を最大限発揮するためには、「乳酸菌・ビフィズス菌とラクトフェリンを一緒に摂取すること」よりも、「継続的にラクトフェリンを毎日摂取する」ことの方が重要と考えられています。